宝塚記念の傾向と予想のポイント

宝塚記念の傾向と予想のポイント

競馬場:阪神競馬場
距離:2200m(芝)
コース:右回り
年齢性別:3歳上(牡・牝)
時期:6月
国際 指定

 

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宝塚記念とは

 

宝塚記念は日本で開催されている2つの競馬のグランプリレースの一つであり、有馬記念と同様にファン投票で出走馬が選出されるという世界的にも珍しく、大きな注目を集めるレースです。
有馬記念との大きな違いは3歳馬の出走に関してとなり、3歳のクラシック戦線を終えた後は休養にはいる有力馬が多い為、有力3歳馬の出走はあまりない状況となっています。
その為、古馬の中距離の最強馬決定戦という印象も強く、多くの有力古馬の目標とするレースにもなっています。
そして春競馬、春のG1戦線を締めくくるレースにもなる宝塚記念、このレースの過去の傾向と予想のポイントを紹介していきます。

 

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宝塚記念の傾向と予想のポイント

 

宝塚記念は近年の傾向として1番人気、2番人気は好走例が多く3番人気、4番人気が馬券にあまり絡めていない傾向にあります。
また、その1番人気、2番人気も馬券圏内率は高くても惜敗するケースも比較的多くあり、中穴馬券になる事の多い傾向にあります。
大荒れではなく中穴馬券で収まる要因として、人気薄でも10番人気以下の2桁人気から飛び込むケースは稀で、1番人気、2番人気もそれなりに結果を出す為、大荒れはしない傾向となっています。

 

ステップとして注目したいレースの筆頭は天皇賞・春ですが、天皇賞・春と宝塚記念では距離が大幅に変わる為、「天皇賞・春から挑む中距離実績の十分な競走馬」というのがポイントとなります。
海外遠征帰りの競走馬も好走例が多く、天皇賞・春では距離が長すぎる中距離路線の競走馬は海外遠征に向かう事も増えましたが、海外では適正も大きく変わる為、海外の結果よりも「中距離実績の十分な競走馬」がポイントとなります。
前走G1では安田記念、ヴィクトリアマイルというマイルからの参戦もありますが、この2レースは対照的となっています。
マイル路線が集った安田記念組では中距離が適正距離ではない競走馬が多くもいる為、比較的好走例が少なくなっています。
しかし、ヴィクトリアマイルでは牝馬限定路線のレースが少ない事からマイルが適正ではなくてもヴィクトリアマイルを使う傾向にあります。
中距離実績十分な競走馬、中距離が実際には適正の競走馬もいるので、ヴィクトリアマイル組で中距離での実績がある牝馬には注意したいところです。
G1、海外組以外では鳴尾記念組が高実績で、穴を開ける主役となる競走馬はこの鳴尾記念組とヴィクトリアマイル組が担っている事が多々あります。
もう一つ、目黒記念からの参戦は比較的厳しい状況ですが、2016年のマリアライトは目黒記念からの参戦で勝っており、参戦する競走馬の実績次第では注意するべきポイントにもなりそうです。
全体的に見る実績での判断ですが、2400m以下でのG1での連対実績、もしくはG2勝ちが宝塚記念の優勝馬に当てはまる実績となっており、そこに阪神競馬場との相性、適正距離を加えての予想が重要です。

 

年齢的な実績では4歳、5歳馬が中心となっており、6歳馬では好走率はガクンと落ち、7歳ではさらに好走率が下がり、非常に厳しい状況となっています。
6歳馬、高齢馬が複数馬券に絡むという事が稀という状況と言えるので、組み合わせ次第では点数を絞るポイントとなりそうです。

 

春に始動した競争馬は宝塚記念までにいくつかのレースをこなしてきますが、そのレース数もポイントで、使い込んできた分疲れも必然的に溜まるので、前走までのローテーションにも注目です。
産駒ではステイゴールド産駒が抜きん出ていましたが、ディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒といったところも近年活躍してきています。
決着は先行、差しが優勢で逃げ、追い込みでは勝ちきれない傾向にあります。
好位のポジションで競馬が出来る競走馬が勝っているので、軸の予想では重要視したいポイントです。

 

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宝塚記念のおすすめ予想

 

宝塚記念は古馬の有力馬が集う為、ある程度の格付けが済んでいるというケースが多くあり、その分ある程度配当は集束している印象です。
人気馬同士での決着も視野に入れ、その上で中穴を狙っていくというのが基本的な戦略になるのではないでしょうか。
まず軸選びですが、1番人気、2番人気がそれなりの実績を残している事から明らかな実績上位馬を軸にする本命パターンと、天皇賞・春で惨敗した競走馬や鳴尾記念先着馬や目黒記念、ヴィクトリアマイルを使ってから参戦した中穴馬を軸にする中穴パターンかを検討します。
1番人気、2番人気は頭ではこなくても3着までなら実績十分という傾向なので、3連系なら軸は人気馬からの方が手堅い傾向となります。
穴狙いでいくならやはり人気の落ちやすい鳴尾記念組、ヴィクトリアマイル組、そして天皇賞・春で惨敗した競走馬からになるでしょう。
相手の選び方は6歳以上の競走馬は好走率が低く、複勝圏内に同時に入る事は稀なので絞っていきましょう。
ステップではG1以外からの出走の場合、掲示板から外れているのであれば割り引きです。
2400m以下でのG1での連対実績か、もしくはG2勝ちの競走馬をピックアップしていきますが、それでも宝塚記念は対象が多くなりやすいので、そこから近走の成績と阪神競馬場での成績や適正、阪神最終週の馬場というある意味特殊でタフな条件となる舞台をこなせるかどうかを加味した予想をしていく事が必要となるでしょう。

 

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2017年の検証結果からの宝塚記念

 

1着 サトノクラウン M.デムーロ 3番人気
2着 ゴールドアクター 横山典弘 5番人気
3着 ミッキークイーン 浜中俊 4番人気

 

2017年の宝塚記念は圧倒的強さを見せていたキタサンブラックが9着と波乱のレースとなりました。
2番人気に推されたシャケトラも4着となり、1着は3番人気のサトノクラウン、2着に5番人気のゴールドアクター、3着に4番人気のミッキークイーンとなりました。
上位に入った3頭はG1勝ちの実績があり前走G1という事で、実績上位組が好走したレースだったと言えます。
出走頭数が11頭立てと少な目だった事で実績上位でも絞りやすく、前走G1で惨敗していても人気がそれほど落ちていないという部分もありました。
キタサンブラックという大本命に2番人気の期待馬のシャケトラが負けたという事を考えれば波乱のわりにはそこまで高配当にはならなかったとも言えます。
傾向的には中距離実績のあったサトノクラウン、ゴールドアクター、牝馬路線からのミッキークイーンと傾向通りにきており、6歳のゴールドアクターは傾向ではあまり勝ち負けできていない年齢だったので好走したと思います。
2017年の結果も踏まえて、G1実績馬は中心ではありますが、重賞勝ちや重賞連対といった力をつけてきている馬にも注目していく事で、今回の様な上位人気が負けた時にもしっかりと押さえておけるのではないでしょうか。

 

 

2018年の検証結果からの宝塚記念

 

1着 ミッキーロケット 和田竜二 7番人気
2着 ワーザー H.ボウマン 10番人気
3着 ノーブルマーズ 高倉稜 12番人気

 

2018年の宝塚記念は波乱の結果となりました。
7番人気のミッキーロケットが1着、10番人気のワーザーが2着、12番人気のノーブルマーズが3着と上位人気が全滅というレースでした。
上位人気がサトノダイヤモンド、キセキ、ヴィブロスとクラシックを沸かせた古馬と実績も十分なルメール騎手とデムーロ騎手だった事で人気になった様に感じますが、サトノダイヤモンド、キセキ、ヴィブロスは近走の成績が特に良かったわけではありませんでした。
ただ、勝ったミッキーロケットもG2勝ちはあるものの近走は特に良かったわけではなく、3着のノーブルマーズは前走のステップとなる目黒記念を2着というのが目立った実績としてあるだけという状況でした。
外国馬に関しては近年の日本のG1での結果が良くない為に軽視されがちであり、香港で好走を続けて実績があっても、やはり軽視傾向にあったと言えるでしょう。
傾向としては7歳馬のワーザーが勝った事、G1実績馬、上位人気馬が馬券圏外になった事で、傾向とは違ったレースになったと言えますが、天皇賞春から参戦したミッキーロケットが勝った事で天皇賞春組は依然警戒という事も言えるレースになりました。
ポイントとしては、外国産馬への注意、目黒記念組は引き続き注目していく必要があると思います。
今回の宝塚記念は出走馬の実績と近走の成績が比例しないという事がありました。
当然予想にはジョッキーを加味して考えるわけですが、飛び抜けた有力馬の不在でジョッキーの人気へ偏りがあった印象もありますし、このレースに限らず出走馬の状況に対してのアプローチを変えるというのも必要でしょう。