菊花賞の傾向と予想のポイント

菊花賞の傾向と予想のポイント

競馬場:京都競馬場
距離:3000m(芝)
コース:右回り
年齢性別:3歳
開催時期:10月
国際 指定

 

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菊花賞とは

 

菊花賞は、3歳3冠レースの最後を締めくるるレースであり、スピードとスタミナを求められる為、最強の3歳馬を決めるレースとも言われています。菊花賞は3歳限定戦で行われるG1レースで最長距離となる3000mを走る為、出走する競走馬にとっても未知数の距離となり、素質、良血の有力馬よりも、スタミナのある距離適性の高い競走馬が勝つ事も多いレースです。
菊花賞馬はその年の有馬記念に3歳代表として出走するケースも多く、年齢による斤量のハンデを活かして勝つ事もある為、今後のG1戦線も含めて目の離せないレースの一つと言えます。

 

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菊花賞の傾向と予想のポイント

 

菊花賞の近年の傾向として、単勝オッズで圧倒的な人気に支持された競走馬が勝っている事と、単勝オッズで10倍~30倍の競走馬が馬券に絡んでいる事が挙げられます。
1番人気の複勝率は高いものの、2番人気、3番人気が期待に応えきれていない状況となっています。
全体的には人気馬が総崩れという事は少なく、人気馬と人気薄の組み合わせでの決着が多いレースと言えます。

 

ステップでは東西のG2レースとなる神戸新聞杯とセントライト記念が大半を占めており、実績では神戸新聞杯の方が大きくリードしている状況となります。
古馬混合戦の重賞から参戦してきているケースもあり、古馬混合となればレベルも上がる為、結果が出ていれば実績は十分と言え、狙う価値は高いと言えます。
注意したいのは1000万以下からの参戦馬で、条件戦でも5馬身以上の差をつけて勝ってきている様な競走馬は馬券に絡んでいるケースが多いので、前走1000万以下でも圧勝した競走馬はマークしておきたいところです。
また、菊花賞の勝ち馬は、実績としてダービーで5着以内に入っていた馬か、ダービー未出走というケースがほとんどで、過去にはダービー14着から巻き返したキタサンブラックの方ががレアなケースとなっています。
その為、ダービーに出走している出走馬からは5着までの掲示板は確保しているというのが一つの目安になり、そうでない場合はダービーで上位人気に支持されているか、もしくは前走や前々走の成績が良いか、そこがポイントになります。

 

産駒としてはサンデーサイレンス系の活躍が大きく、ステイゴールド、ディープインパクト、スペシャルウィーク、ダンスインザダークといったサンデーサイレンス産駒で、ステイヤータイプだった競走馬の産駒という共通点があり、距離が長い分、ステイヤータイプを狙っていくのが順当なレースとなります。
決着として、近年逃げての前残りで勝った馬は無く、差し、追い込みでの決着が多くなっています。
距離が長い為に逃げきる事は難しく、脚を溜めて勝負する競走馬をマークしたいところです。
菊花賞は近年の日本の競馬では珍しい3000mという長距離で行われるので、しっかりと適正を見極める必要があります。

 

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菊花賞の予想パターン

 

菊花賞は人気馬と穴馬の組み合わせでの決着が多いレースとなるので、しっかりと人気馬の実力を見極めて軸を選びたいところです。
近年の成績からも神戸新聞杯組を中心視する形となるでしょうが、セントライト記念でレベルの高い馬が勝ってきた場合は例外となるので、まずはしっかりと実力を測っていきたいところです。
ただ、神戸新聞杯からのステップで挑んだ競走馬が馬券に絡まなかった事はないという程、ステップとして優秀な傾向があるので、このレースの神戸新聞杯組の重要度は高いという点はおさえておきましょう。。
軸馬の条件として、ステイヤータイプであるかどうかが重要となり、血統等から距離適正がある競走馬を軸に据えていく事が重要となり、サンデー系でステイヤータイプの競走馬の産駒を狙っていきます。
穴馬候補は古馬重賞組、1000万以下で圧勝してきた競走馬が候補といえます。
ポイントとして重要なのは距離実績で、中距離で好成績を収めているという事は前提となるので、前走や前々走でどういうレースをしてきたのか注意していきたいところです。
また、菊花賞に関しては西高東低で、関西馬が圧倒的に好成績を収めており、関東馬は大きく苦戦している状況となるので、関東馬は割り引いて考えるというのもアリです。
人気馬総崩れはほとんどないレースですが、未知数な距離な分、距離が合わない実力馬は勝ちきれない事も多々あります。
中距離までという競走馬も多い中で、その競走馬がステイヤーの資質を持っているのかを見極めるのがこの菊花賞というレースを予想する鍵となります。

 

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2017年の検証結果からの菊花賞

 

1着 キセキ M.デムーロ 1番人気
2着 クリンチャー 藤岡佑介 10番人気
3着 ポポカテペトル 和田竜二 13番人気

 

2017年の菊花賞は1番人気のキセキが人気に応えましたが、2着に10番人気のクリンチャー、3着に13番人気のポポカテペトルという大波乱の結果となりました。
傾向として1番人気の信頼度が高い点、2番人気、3番人気が期待に応えられないケースが多いという点では傾向通りと言えますが、クリンチャーはセントライト記念4番人気9着からの巻き返しという事で狙いにくい部分はありました。
3着のポポカテペトルは前走1000万条件を強い競馬で勝ってきていたという点では穴候補と言える存在でしたが、13番人気という点が判断の分かれたところです。
2017年の菊花賞の結果は、最有力ステップの神戸新聞杯の勝ち馬であり、この年のダービー馬であるレイデオロがジャパンカップに向かった為に出走しなかった事も少なからず影響していると思います。
ステップ的には神戸新聞杯からの重要度が増した様に感じますが、神戸新聞杯やセントライト記念からの巻き返しという点での穴狙い、そして継続して1000万下の条件戦を勝ってきての好走馬という点が大きなポイントになりそうです。
菊花賞は3000mという長距離の特殊なレースとなるので、波乱含みを意識した予想をする事が一つのターニングポイントになりそうです。

 

 

2018年の検証結果からの菊花賞

 

1着 フィエールマン C.ルメール 7番人気
2着 エタリオウ M.デムーロ 2番人気
3着 ユーキャンスマイル 武豊 10番人気

 

2018年の菊花賞は1着に7番人気のフィエールマン、2着に2番人気のエタリオウ、3着に10番人気のユーキャンスマイルという波乱の結果となりました。
今回のポイントとしては1番人気が圧倒的な人気にならなかった点で、人気馬と人気薄の組み合わせは傾向通りです。
今回はダービー馬で有力ステップの神戸新聞杯を勝ったワグネリアンが出走しませんでしたが、神戸新聞杯2着のエタリオウが2着に好走しました。
傾向通りといかなかったのが1着のフィエールマンで、フィエールマンは新馬戦から3戦連続連対での出走でしたが、距離実績が1800mしかない点で判断が難しい部分がありました。
3着のユーキャンスマイルも前走は1000万条件勝ちからの出走で、重賞では2戦で掲示板を外していた実績を考えれば、穴候補に1000万条件からの勝ち上がりというポイントはあっても、実際に狙える存在なのかと言えば疑問符のつく存在でした。
1番人気のブラストワンピースは前走新潟記念と古馬を相手に勝ってきており、菊花賞では4着と馬券圏外にはなりましたが、能力は示したと言えるでしょう。
近年では3000mという特殊な距離の為にダービー馬が回避するといった事も多く、有力ステップの神戸新聞杯を勝って古馬路線に進むパターンも増えてきています。
その上で、今回はセントライト記念組が掲示板を外すというレースでもありました。
3000mという特殊な距離なのでしっかりと傾向と潜在能力を見極める事が重要であり、有力馬が古馬路線に向かう事が続けば、その分他の競走馬にチャンスが広がるので、適正があれば条件戦からの参戦でも狙えるという傾向がより強くなっていると感じるレースとなりました。